意外と知らない、一般受験生の実質合格率

社会保険労務士,合格率

社会保険労務士試験は、例年合格率7~8%の非常に狭き門として知られていますが、現実はもっと過酷な状況であることをご存知でしょうか?

 これは意外にもあまり知られていないことなのですが、冒頭で簡単に触れた通り、社会保険労務士試験には科目免除の対象となる方がおり、例年15%前後の合格率を確保しています。合格発表後に社会保険労務士試験センターから公表される合格率とは、これらの免除対象者をも含めた数字ですので、純粋にすべての科目を受けている受験生のみのデータではありません。

 社会保険労務士の合格率を正しく把握するためには、分子・分母の両方から免除対象者数を引いて率を算出しなおすことが必要です。
平成24年社会保険労務士本試験の例で考えてみると、全体の合格率が7%である一方、上にならって算出しなおしてみるとわずか5%という数字が出てきます。
つまり、すべての科目を受験した方の合格はわずか5/100。「7%」と聞くよりも、ぐんと難しい印象に感じられるのではないでしょうか。
そして、この「合格率マイナス2%」の数字は何も平成24年度に限ったことではなく、例年のデータに共通して言える、「本当の合格率」の目安となるようです。
試しに、試験センターのホームページで公表されている過去の合格率からそれぞれ2%を引いてみてください。
社会保険労務士の合格率は7~10%の間で推移していると言われていますが、一般受験生にとっては実質5~8%の合格率なのです。

 このように、社会保険労務士の合格率はあらゆる国家資格の中でも低く、難関といわれますが、実際葉はさらに狭き道であることが分かります。