例年10%越!科目免除者の合格率

社会保険労務士,合格率

平均7~8%といわれる社会保険労務士試験の合格率をぐんと上回り、例年10%超の合格を実現する「科目免除制度」。これは、一定の実務経験者が指定講習を受講することによって、希望する教科の試験をパスできるシステムです。
一般の社会保険労務士受験生からしてみれば、「合格率がこんなに上がるなんて、ちょっとずるいのでは?」という印象ですが、本試験では制度として正式に設けられています。
決してフェアとは言えませんが、対象者であれば自身の社会保険労務士合格率を上げるために有効活用したいものですね。

全国社会保険労務士会連合会のホームページによると、社会保険労務士試験・試験科目免除指定講習を受講できる対象について下記の通り定められています。

受講資格

労働社会保険法令事務の従事期間が通算して15年以上(又は近い将来その期間に該当するもの)ある次の(1)又は(2)に該当する者。
(1)社会保険労務士事務所又は社会保険労務士法人事務所の補助者
(2)健康保険組合・厚生年金基金・労働保険事務組合等の指定団体の役員又は従業者
※1 上記(1)と(2)の従事期間を通算することはできません。
※2 一般企業等における従事期間は、受講資格の要件とはなりません。

講習内容

・ 労働者災害補償保険法・雇用保険法・労働保険徴収法・・・選択により2科目免除
・ 厚生年金保険法・国民年金保険法・・・選択により1科目免除
・ 労働・社会保険一般常識・・・免除
※ 通信教育6ヶ月間(添削指導)、1科目につき3日間の面接指導(講習)、修了試験

1科目あたりの受講料は45000円。
少々出費ですが、社会保険労務士の合格率を格段にアップさせることができるのですから、安いものかもしれませんね。
この制度を利用した場合の社会保険労務士合格率は、概ね10~15%の間で推移しているようです。