司法書士

社会保険労務士,合格率

社会保険労務士の合格率が平均7~8%であるのに対し、司法書士は実に5%未満のさらに厳しい資格試験です。受験生の認識としても、社労士からのステップアップ資格として位置づけているというケースがほとんどなのではないでしょうか?

 社会保険労務士と司法書士、いずれも合格率の極めて低い難関ですが、ダブルライセンスすることによって顧客の幅広いニーズに対応できるようになります。
そのひとつが「成年後見制度」です。一見すると、社労士とは直接関わりのない業務であるように感じられますが、遺族年金に関連して「成年後見人」についての相談を持ちかけられることが多々あります。こんな時、後者の資格を有していれば遺産となる不動産登記のアドバイスなども専門的に行えるようになるのです。
その他、一定の訴訟事件の際には代理権が与えられるなど、活躍の幅はぐんと広がります。

 開業されている方の中にも、社労士・司法書士両方の看板を掲げているケースは多々見受けられます。社会保険労務士にしろ、司法書士にしろ、あの低い合格率をクリアするのは容易ではありませんが、実際にダブルライセンスで幅広く活躍しているパターンは珍しくありません。
いずれにせよ、社会保険労務士以上に低い合格率となりますから、取得までにはある程度の期間を想定しておかなければなりません。標準的な学習期間はおよそ3~5年といわれていますから、その間は腰をすえて勉強することになるでしょう。
それまで実務を先延ばしにして受験に専念するのか、それとも社労士としてスタートをきりながら並行して目指すのか、十分に検討する必要がありそうです。